前職は営業事務職。転職後は接客業務がメインの職場。週休2日でプライベートも充実するようになりました。

ペンネーム:meme
年齢:26歳
性別:女
職業:販売職
お住まい:大阪府

前職は営業事務職。上司の機嫌次第で職場の雰囲気が変わるのが苦痛だった。

高校のアルバイトで飲食チェーン店で接客業の経験があり、それを活かしながらパソコンスキルを身につけようと憧れの営業事務職に就職。
仕事自体はやりがいがありスキルも身に付いて、1年ほどでチーフに昇格することが出来ました。
他のスタッフはパートがほとんどで人間関係も問題なかったのですが、仕事が定着してから上司との考え方の違いで衝突が多くなりイライラすることが増えるようになりました。
朝、出勤すると上司の機嫌次第で職場の雰囲気が全然違い、仕事は好きなのにやる気が出なかったり、帰りたいという衝動に駆られることが増える日々。
さらに、パートが規定時間で上がった後はその上司と2人で業務をするため苦痛で仕方がなかったです。

上司の圧力と勤務期間の長さに嫌気が差し転職活動を決意。

転職しようと決意した原因は大きく3つあります。
まず1つ目は上司との人間関係。
監視されている感が強く、ちょっとした行動に対しても注意されこの人とは一緒に仕事をするのが苦痛と思うことが毎日で精神的に疲れることが多くなりました。
2つ目はモチベーションの低下。事務職のため、毎日パソコンに向き合い長時間座ったままになります。

おまけに雑談も禁止でお昼休み以外の休憩がなかったことで午後から息抜きをするタイミングがなくため息をつくことが多くなりました。
3つ目は休暇と給与。
週6で1日9時間勤務。正社員なのに日給月給制で、疲れはとれない、プライベートが充実しない、休むと給料が下がると疲労感だけがたまる毎日だったので思い切って転職を決意しました。

転職活動では、サローワークに通ったり地域発行の求人誌やインターネットを活用した。

転職に関しては退職金の支給がない条件だったことから、収入を絶やすわけにはいきませんでした。
あらかじめ転職先を決めて退職したあともすぐに働きたかったので、お昼休みの1時間で職場近くのハローワークに通ったり、仕事が終わったあとは地域発行の求人誌やインターネットなどで今のスキルに活かせる職業を手当たり次第探しました。

一刻も早く、そして効率よく転職したかったので、1社に限らず複数の会社に書類選考や面接を依頼していました。

高卒だったので就職難民だった。好条件の職場を探してもなかなか採用されず心が折れそうになった

高卒の私は一言で言えば、就職難民と言った状況でした。どうせ転職するなら、と給与が今より良かったり好待遇な職場を選んでいたせいか簡単に転職先が決まらなかったのです。
一刻も早く退職したいのに書類選考も1週間ぐらいたたないと結果が来ないし、来たと思えばことごとく不採用の通知でした。
面接に行っても手応えがあった!というところですら、数日後に不採用通知と正直心が折れそうになったのを覚えています。
そして、1番の痛手は今の職場をまだ退職していないこと、というところでした。
このまま嫌でも我慢してこの職場に留まろうかと何度も考えましたが出勤するたびに我慢の限界が来てしまうので祈る思いで書類選考や面接を依頼し続けたのを覚えています。

転職後は接客業務がメインの職場。週休2日でプライベートも充実するようになりました。

ようやくたどり着いたのがパソコンスキルも活かせる販売の今の職場。
接客が業務のメインで、窮屈な思いをしていた前職とは一転、解放されたかのように自由な気持ちになって新しい仕事に取り組むことが出来ました。
今の上司もなかなか厳しい上司ではありますが前職の上司と比べるととても親身で何より相談が出来るほど信頼できるので気持ちも楽になりました。
なにより、色んな性格のスタッフさんがいるんですが前職の上司のおかげで耐性がついたのか、広い心で接することが出来るようになりました。
また、休暇が週休2日はあるのでプライベートも充実し、休息もしっかり取れるようになったのが有難いです。
仕事へのマンネリが晴れたので転職活動は辛かったけど諦めずに良かったと思えます。

転職には勇気や時間、行動力が必要。自分自身が満足して働ける環境を優先した。

転職は正直、勇気や時間、行動力がいることだと思います。
そして時には運やタイミングも必要なのかもしれません。
実際、私もそうでした。

そして退職するときにはどんなふうに切り出そうなどと悩んだりしましたが、1番は自分自身が満足して働ける環境を優先することが大切です。
仕事で辛い経験をしても必ず経験値としてどこかで役に立つので今は苦しくても乗り越えてほしいです。
その経験値を活かす選択肢のひとつとして転職も有りだと私は考えます。
仕事をしていく上で1日の大半を職場で過ごすこととなるので、その時間をどんな気持ちでどんなふうに過ごしたいか、を転職される際にイメージしてみてはいかがでしょうか。
失敗することを恐れずに自分自身のために素敵な職場で働いてほしいです。