転職する前は営業事務。転職後はコールセンター業務。不安もあったが異業種へ転職して良かった。メリットの方が大きそうなら異業種へ飛び込んでみることも良い。

ペンネーム:happy1222
年齢:46
性別:女性
職業:個人事業主(電話受付)
お住まい:広島県在住

転職する前は営業事務。電話で注文を受け付けたり、カタログを送付する業務。

転職する前は、営業事務でした。
注文があった商品を、専用の端末に入力したり、電話で注文を受け付けたり、カタログを送付したりといった仕事でした。

一般のお客様からの注文を受けることがなく、営業所間でのやり取りを行なうようになっていました。
社員の中には怖い人もいるし(気に入った人でなければ、怖い態度に出られる)、仕事は忙しくて、どれだけチェックしても間違いが生じてしまう、そしてWチェックがないことが悩みでした。
同じ仕事でも暇な人はいつまでもずっとしゃべっていて、その声が私にまで聞こえてきました。しゃべるのは一向にかまわないのですが、ただ、笑い声やしゃべり声が頭に響いてきて、それが結構辛いというものがありました。

契約完了となったことがキッカケで転職。コールセンター業務紹介され興味を持った。

受注についての間違いが出たことで、クレームが出たと思います。
契約完了ということで、営業事務という派遣の仕事は終わりとなりました。

ただ、普段からアグレッシブに仕事に取り組んでいた(特に電話応対)ことを認めていただいたようで、提携している別の派遣会社が募集している仕事を紹介されました。
個人的には営業事務はもうこりごりでしたので、気を新たにして、コールセンター業務の募集に取り組んでみようと思いました。

コールセンター業務については、発信業務ならやったことがありましたが、受信業務については、まったくと言っていいほど、したことがありませんでした。
研修もたくさんありそうだし、大丈夫かと気になりましたが、専門学校へ行った気で頑張ってみようとも思いました。

転職後はコールセンター業務。様々な業務を経験し全ての仕事が楽しかった。

コールセンター業務(プロバイダ)へ転職しました。
最初は、ネットやメールなどについてのテクニカル業務を任される予定でしたが、会社の事情があったようで、急遽別の業務を任せられることになりました。

その後は、テクニカル部門や依頼を受けて郵送物を発行するよう、手続きをとったりする仕事など、同じコールセンターでの電話受付業務と言えども、様々な仕事をすることになりました。
どの仕事も楽しくて、そしてどの部門にも、ものすごいプロフェッショナルがいました。

その方々からも、いろんな知識、情報を授けてもらいました。
今、このコールセンターがなくなり、似たような仕事を在宅で行なっていますが、この頃勉強したことがなければ、難しかったことでしょう。

コールセンター業務へ転職した理由は職歴上のブランクを作りたくなかった。すぐさま働けるということで募集の話にのった。

契約が終了した後に、私は、できるだけ職歴上のブランクを作りたくありませんでした。
専門学校へ行くか、別の仕事を選んでやってみるか、どちらかにしようと考えていました。

今回経験した営業事務の仕事については、当面したくなかったという気持ちもありましたので、提携先の募集の話にのってみようと思いました。
もちろん、全然違う仕事をすることへの不安はありました。

違う仕事をすることで、わかること・できることが一つ増えることへの期待、取り敢えずはブランクを作らなくて済むのではないかという思惑、専門学校へ行ったつもりで勉強していこう、頑張っていこうという気持ちが不安に勝ったので、応募することに決めました。
あと、仕事先が落ち着いた感じの素敵な街だったので、それも良いなと思ったこともありました。

研修の内容が分からず困ってしまった。研修テキストを読んでもイメージが湧きにくかった。

コールセンター業務へ転職したあと、集まった仲間は研修を受けるのですが、その内容がまったくわからなくて、困ってしまいました。
研修中にも、同期が次々にやめていくことが多くて、ああやっぱりという気持ち、次は私かという気持ちで戦々恐々としていました。

なんといっても、研修用テキストを読んでも、イメージがわきにくいのです。
おまけにテストが随時ありましたので、とにかく良い点をとろうととにかく頑張るしかありませんでした。

実際に業務に出ても、先輩格のオペレータから指摘されることが多く、どうしたら良いものか迷いました。
でも、一度会社に入った以上は、続けられるようにしたいと思いました。

できるだけ良い仕事をできるようにしよう、お客様に喜んでいただくにはどうすれば良いか、それには勉強しかないと思いました。

尋ねて解決できたことがあれば、とにかく研修用テキストや業務用ノートにメモした。

コールセンター業務でわからなくて、尋ねて解決できたことがあれば、とにかく研修用テキストや業務用ノートにメモしました。今もそうしています。
自分にとって、わかりにくいことがあれば、とにかく質問しました。

市販の本を読んで、どうにかなる次元ではなかったので、聞くしかありませんでした。
一時期、同期(研修内容について熟知している)と同じ電車に乗って、一緒に帰っていたのですが、その時も同期によく聞いていました。

幸い、研修中メモ書きした研修用テキストは、持ち帰って良かったので、家で勉強しました。
本格的な業務に入ったら、業務用のノートは持ち込み禁止でしたので、こころもち早めに出勤して、勉強用のノートを読み返しました。
質問してもバカにする上司、先輩はいなかったので、助かりました。

とにかく、仕事ができるようにしよう、お客様の質問に答えられるようにしよう、そういう気持ちでいっぱいでした。
これは無関係かもしれませんが、ぼろ隠しとして、お客様には丁寧に応対していました。

異業種に転職して良かった。気分を新たにできたから。

個人的には、異業種に転職して良かったと思いました。なぜなら、まったく畑違いの仕事を行なうことで、気分を新たにできたことがあります。
もし、営業事務の仕事をしていたら、悩むことが多かったのではないかと思われます。

そして、これは転職先の皆さんのおかげではありますが、次に就いたコールセンターでは、大いに知識をつけることができました。
今、在宅で仕事をしていますが、この時に教えてもらったことが今の私を支えています。これからも、アグレッシブに勉強を続けていきます。
真正面から仕事に取り組んだことがあったからこそ、仕事に取り組み続けようと思いますし、これからも勉強を続けていこうという気持ちでいられると思っています。

異業種に転職して、メリットの方が大きそうなら、飛び込んでみることも良い

異業種に転職して、新たに仕事をしていくことで、気分も変わりましたので、私の場合は成功したと思っています。
私のように良い職場、仲間に恵まれることもあります。

そして、今の仕事につながることになりました。ひと、仕事のつながりは大事だと今でも思っています。
そうは言っても、はじめは、異業種への転職は何かと気がかりなことはあると思います。

まったく違う仕事に取り組んで良さそうなことがあるか、確認してみて、もしあれば、取り組んでみてください。
一所懸命に取り組んでみると、何か見えてくることもあります。そして、知識を得られます。

もし、異業種に転職して、メリットの方が大きそうなら、飛び込んでみることも良いのではないかと思います。
不安はあるでしょう。でも、頑張ったら良いことがあると思います。