前職は派遣社員。上司のパワハラに耐えきれず転職を決意。転職活動を通じて自分自身が成長できた。

ペンネーム:ひだか
年齢:33歳
性別:男性
職業:事務職
お住まい:東京都

前職は派遣社員。上司の下で屈辱的なパワハラを受けていた。

現在は無職ですが、次の仕事の内定をいただいておりもうすぐ新しい仕事が始まる予定です。
今回は前職まで経験した派遣社員について書きたいと思います。
そこで思ったのは、そもそも派遣社員が募集されている所は人の入れ替えが多い部署に配属されやすい事です。

私の場合、女性上司の下で最も屈辱的な経験をしました。
言われた通りにしても前と違う事を言われたり、普段の態度も偉そうだったので周りからも恐れられていました。

私が配属前に他部署へ異動した男性はその上司について色々なアドバイスくれました。アドバイス通り、何カ月も上司からのパワハラを受け私は男女の関係を忘れ殴りたくなるほど怒りを覚えました。
周りからも色々と心配される始末。本当に必要のない経験かと思うほどでした。

上司との人間関係が理由で転職を決意。上司が全て正しいという囲気に耐えれなかった。

派遣社員でも正社員でも同じですが、辞職から転職までの間の時間を空ける生活は決して良いものではありません。
収入はありませんし、裕福でなければただプレッシャーを感じる毎日です。

前職を辞めた理由は上司とうまくやっていけない事が全てです。
上司も私も完璧ではありませんが、上司の方が仕事上正しい判断ができる事が多い為、従うしかありません。

今の仕事を選んだのは私なので私に原因があると思っていますが、上司=言う事全てが正論、の様な雰囲気に無駄な時間を費やしていると感じました。
調整先が上手くできないと、電話では建前上の会話しかせず、電話が終われば文句をズバズバ言う人でした。
毎日その馬鹿な文句を聞き、私の仕事は会社の為ではなく、あの上司の為にやっているようにも思うようになりました。

転職活動をするまえに、拠り所を確保しておくことは重要。予めめぼしい会社を探しておくと有利。

転職する時に必要な事は、必ず拠り所を確保できている状況を作る事です。

私は何度か退職後に仕事を探しましたが、かなり苦労をしました。
本当は在職中に探したかったのですが、鬱になりかけた事もあったので行動に移す事も自然にできなくなってしまいました。

派遣社員でいてやらなければいけない事は、基本的に正社員同様、職場環境を自分にとって良くする努力をする事ですが、
全ての職場が皆の理想通りに必ずなる保証なんてありません。大切なのは大事な決断、これ以上は無理だと思う時に
自分を助ける為の拠り所を用意しておく事です。

派遣社員で働いてから、期間は関係なく次の仕事がいつでもできるように目ぼしい良い会社を探しておく事は良い事だと思います。

何十社も応募しては不採用になった。金銭的にも精神的も大変だった。

実際の転職活動は、退職後だった為、やはり精神的にも金銭的にも大変でした。
内定をもらう為に何十社も応募しては不採用となりながら数少ない内定をもらい、生死を彷徨いそうな生活をしました。
様々なプレッシャーに勝つには仕事するしかありません。
極端かもしれませんが、これこそできておかなきゃいけないというと、アルバイトだろうとなんだろうと収入先を確保しておく事です。

それができれば、1ヶ月後だろうと3ヶ月後だろうと内定までの生活に影響しないと思います。
自分の拠り所を作っておいて最低限の支えを作っておかないと後で大変です。
特に家族を支える側になる人なら尚更だと思います。
辛い時は死んだ方がマシだと思う事も何度もありましたが、私自身が生きる術を知らなさ過ぎたと今は反省しています。

現在は、次の仕事を控えているので次の仕事については色々なチャレンジがあり、挫折も覚悟しています。
使えなかったら数カ月でクビも有り得ると覚悟しています。

前職もその前も同じです。
ただ、就業前に仕事が無かった時期に内定をもらえた時は安心感を感じました。

転職を通じて自分にとってどんな人がダメなのか基準ができ、自分の意見へと成長できた。

前職の仕事では、様々な不満や問題がありました。
あまりに上司のパワハラに不満があり疲弊しきっていた為、私生活ではかなり心配されました。
私は昔営業職をしていてその時も大変な時はありましたが、周りの先輩方やお客様に支えてもらい何とか続けられ結果も出せました。

時折、その時の事を思い出し、あの時はあの人はこんな言葉は言わなかったなと思いだしました。
色々な仕事を経験していくと色々な人に会い、自分にとって良い人や尊敬できる人が1人でも現れると
自分にとってどんな人がダメなのか基準ができ、自分の意見へと成長できます。

無心にやる事はとても良い事だと思っていましたが、正しい事と悪い事、
何が人を喜ばし、何が人を不幸にさせるか、経験をしてから言葉で表現していくと
自分自身が理解できます。

たとえ不満でも構わないと思います。
世の中は道徳にあるようなもので上手くできるフェアな世界じゃないと知る事が始まりなのです。

勉強する姿勢をいつも忘れない。良い人に出会えるよう面接官からよく見て判断すれば良い。

色々キツかった経験について書きましたが、
本当に重要なのは何をしたいか、自分がどうありたいか、そして勉強する姿勢をいつも忘れない事です。
そして転職先や人間を見る目を養い正しい判断力を身に付ける事です。

今まで働いてどんな職場でも私が尊敬できる人は優しい上司でした。
そして気さくに色々な相談ができ本音で話せる上司でした。
皆さんも転職をする時、色々な会社からチャンスをいただけるかと思いますが、
仕事内容に怖がるよりも、良い人に出会えるよう面接官からよく見て判断すれば良いと思います。

私は面接官の態度が悪い人がいたら、そこでは内定をもらっても働きません。
転職を何度もしたいと思う人なんていません。

仕事が長続きして、色々と困難な仕事や状況ができるかと思いますが、
助け合っていける人間関係ができ、その人達を尊敬できるようになれば
それは成功した転職といえるのではないでしょうか。